コラム
量水標とは(その1)
量水標(りょうすいひょう) 量水標といってもあまり馴染みのない言葉ですね。
量水標とは、河川の岸に取り付けて水位を測る設備です。垂直に立てた支柱や傾斜した護岸に、目盛りが振られたステンレス製板を張り付けておき、これを目視で読み取り、水位を計測します。洪水や増水の際に報告される水位は、この量水標の読取値です。河川にはその他電気式などの水位計がありますが、量水標は誤差や故障が無く、人が直接目で測定するため、絶対的な基準計測器として扱われています。